道真會館

昇段レポート 宮内温汰 大政翔馬 山下力也

黒帯を取って 宮内温汰

僕は三歳のときに空手を始めました。始めた頃は、友達もいなくて不安と緊張で泣いてばかりでした。きちんと練習に参加できたのは一ヶ月ぐらい経ってからです。あれから十年経って、念願の黒帯を取ることができました。

審査の時は最初とても緊張しました。僕は、柔軟が苦手なので心配していましたが、開脚でぎりぎり胸をつけることができました。基本や移動稽古はきちんとできました。型では床がいつも練習している床と違ったのでよろけてこけてしまいました。ばっちりと見せたかったのに残念です。組手では自分より年上の先輩達とだったので心配でしたが、ワンマッチの経験からか、スタミナが切れることなく最後までやり切ることができて良かったです。

黒帯を取ることができたのはご指導下さった先生、先輩、いつも応援してくれる友達、家族、みんなのおかげだと思っています。

今までの僕は練習中にふざける時もありましたが、これからは後輩の手本になれるように真面目に練習に励んでいきたいです。

これからの課題はスタミナをつけて打たれ強くなり、攻撃も、防御もどちらも上手な選手になりたいです。

久保館長が以前仰った『黒帯はゴールではなく、スタート地点』の言葉を胸にこれからも頑張っていきます。ご指導よろしくお願いいたします。

初段になって 大政翔馬

僕は、強くなりたくて、小学校三年生から空手を始めて、6年間練習に励んできました。なかなか強くなれず、どの大会に出ても勝つことができず悩んでいたけど、弟ががんばる姿やたくさんの人の応援に支えられて今まで続ける事ができました。小学生の間は、空手以外は習い事をしていなかったので空手に専念することができたけど、中学生になると、勉強も忙しくなり、部活もやっているので、なかなか空手に専念することができませんでした。そんなところに黒帯審査の話が入ってきたので、受けるか受けないか悩んでいたけど、空手を始めてからずっといっしょに練習してきた宮内くんも黒帯審査を受けると言っていたので自分もがんばろうと思って今回、黒帯審査を受けようと思いました。

そして審査の日、思っていた以上に人が多かったのでとても緊張していました。だけど二回目はないと思って自分の今できる事を全て出しきる事ができ無事、黒帯をとることができました。これからは、黒帯としての自覚を持ち、自分の事ばかりではなく後輩に優しく教えれる先輩になります。そして悩んでいる人を支えることができる人間になります。

今も、出れる大会は、出させてもらっています。しかし、なかなか勝てる事ができず、悩んでいるところです。だけど、今まで何回も負けて涙を流したことを思い出しがんばっています。これからどれだけ強くなれるかはわからないけど、どんな大会に出ても勝てるような選手になることが今の僕の目標です。どんな大会に出ても勝てる選手になるのは、簡単なことではないことは自分でもわかっています。だけど今までどんなことにも挑戦してきたように今回も挑戦します。今の目標を達成するには、僕だけの力では、無理かもしれません。なのでこれからも、期待に応えられないこともあるかもしれないけど、応援よろしくお願いします。

弐段昇段レポート 山下力也

7歳の時に道真会館で空手を始めて、小学6年で少年部の初段になることが出来、初めての黒帯を締め、17歳で一般部の初段になり、そして今回、初段を締めてから5年、空手を始めて16年目の22歳で弐段になることが出来ました。

16年間、久保館長、片山先生、松本副館長、3人の師匠からは沢山のことを教わりました。

道真会館で空手をしていなかったら、山下力也は今頃どんな有様になっているか…想像もしたくないです。

書かなきゃいけないことが多すぎて、まとめられないので、弐段としての目標だけ、道真会館の弐段としての自覚をもって、大会でも、稽古でも、普段の生活でも、道場の後輩たちの見本になれるよう努力していきます。

押忍


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